えりちゃんの ためにせかいで たったいっさつの えほんうまれてきてくれてありがとうパパとママのたからものだよ!2007年3月18日横浜のおねえちゃんより
ようこそ! えりちゃんようこそ! あかちゃんなかえよしお・作 上野紀子・絵クリエイト・ア・ブック
こうのとりが えりちゃんを おとうさんの ゆうすけさん おかあさんの さゆりさんに とどけるために はちおうじに むかって とんで いました。 「えりちゃんが うまれる 2007ねん3がつ18にち 7じ30ふんまでには まだ だいぶ じかんも あるなあ。 ちょっと ひとやすみして いくかな。」 こうのとりは ずっと とびつづけて いたので つかれて いたのです。
えりちゃんが おはなばたけに はいって いくと そこに きれいな ようせいの おうじょさまが あらわれました。 「ここからは ようせいの くにですよ。 ようせいでないと はいれませんよ。」 えりちゃんは なんの ことだか わかりません。 すると ようせいの おうじょさまは 「えりちゃんを ようせいに して あげましょう。」 と いって つえを ふりました。
「ようせいの くにの おともだちに しょうかいして あげましょう。」 はなの ようせいは えりちゃんを みんなのところに つれていきました。 「みなさーん あたらしい ようせいの えりちゃんですよー。」 おはなに たくさん ちいさな ようせいたちが あつまって きました。 あたらしい おともだちが できて みんな うれしそうです。 「えりちゃんの かんげいかいを しましょう。」 みんなが いいました。
それを きくと みんなは あっと いうまに おはなの かげに かくれました。 えりちゃんも いそいで おはなの かげに かくれました。 でも みんな すぐに はなの ようせいに みつかって しまいました。
みんなは えりちゃんが こころの やさしい こだと おもいました。 それで ようせいの おうじょさまが えりちゃんを ようせいに したんだと おもいました。 ちいさな ようせいたち みんなは そら たかく のぼりました。 とりさんが やって きて びっくりぎょうてんしていました。 えりちゃんは たのしくて たのしくて いつまでも とびまわって いました。
しばらく ねて いると どこからか かすかな こえが きこえて きました。 「えりちゃん。」 「あっ こうのとりの こえだ。」 みんなも 「きこえる きこえる。」 と いいました。 えりちゃんが みあたらないので こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。 「もう いかなくては。」 えりちゃんは いいました。
えりちゃんは こうのとりの こえの する ほうへ ようせいの くにの おはなばたけから でて いきました。 すると えりちゃんの せなかの はねが きえました。 「さようなら また あそびに きてね。」 ちいさな ようせいたちは えりちゃんに てを ふりました。
すると そこに また ようせいの おうじょさまが あらわれました。 そして いいました。 「だいじょうぶ。えりちゃんは こころが ようせいに なりましたからね。 はねなんか なくても いつまでも みんなの ことを わすれませんよ。」 ちいさな ようせいたちは あんしんしました。 「そうだよ。えりちゃんは ようせいの こころを もった ステキな にんげんに なるよ。」 「そうすれば きっと また あそびに きて くれるよ。」
えりちゃんははちおうじさんふじんかのあさかわせんせいの おかげでしんちょう50センチ たいじゅう2800グラムで たんじょうしたのでした。おとうさんと おかあさんはえりちゃんが うまれて だいかんげきでした。おじいちゃん おばあちゃんがえりちゃんの たんじょうをおいわいして くれました。それを みとどけると こうのとりはまんぞくそうな かおを して かえって いきました。ようこそ!あかちゃんなかえよしお・作 上野紀子・絵
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